特殊伐採とは

近年多発する強風(台風含む)による幹折れ、根返りによる倒木​被害。
電線にかかりそうな枝や倒れそうな木など、甚大な被害が予測されます。

特殊伐採は防災予防も含め、周囲に電線や建物などがあり、
倒したい木を根本から伐倒出来ない場所や、
まちなかで、人や車、建物があり、枝など木の一部を真下に切り落せない場所で、
クレーンを利用した「吊し伐り」や、クレーンが使えない場合は、
自力で木に登り伐り落とす伐採方法です。

特殊伐採はこんなケースに当てはまります。

狭い場所に生えている木

狭い庭などに生えている木は、何も対策をおこなわずに伐採をすると
自分の家や、近隣の敷地に倒れる危険があり、ともすると屋根の破損や車を傷つける場合があります。

公園にある巨大な木

安全に公園を利用するために、大きくなりすぎてしまった木々の特殊伐採をします。
そのままにしておくと落ち葉や枯れ枝など、公園の維持に手間がかかってしまいます。
近くの遊具などに当たらないように注意して伐採作業を行います。

車などが多く通る通路

車や電車が通る道路や人が通る通路などで、木が倒れ、接触したら大きな事故につながってしまいます。
歩行者や車、電線に気をつけて作業を行います。
クレーンを使った、吊し伐りも行います。

墓地の木の伐採

古くからある墓地は、周りが木々で囲われている場合が多く、
伐採を行うことで、日差しが差し込み明るく手入れのしやすい墓地になります。
墓地は重機が入らないことが多いので、状況にあわせて伐採作業を行います。

神社や寺院の木

神社や寺院といった貴重な建築物がある場所も、特殊伐採を行います。
気がつくと大きくなっている木々ですが、根元から伐れない場合は、枝をはらい建物に当たらないようにします。
また地面に玉砂利などを敷いて足場の悪いところや、森などに建物がある場合は、作業者が入ることが困難なため特殊伐採を行います。

〒509-7201 岐阜県恵那市長島町中野465-43 TEL 0573-26-0767